1952-03-20 第13回国会 衆議院 地方行政委員会 第17号
○床次委員 一応、国税の法人税が税率を引上げたのでありまするから、やむを得ない対策のようにも御説明になるのでありまするが、しかしせつかく財源を増徴します場合に、国が先にとつてしまつて地方をあとまわしにするという考え方は、私ども本来地方財政からいつて適当でないと思う。これだけの余裕があるならばもつと地方にやるべきだ。
○床次委員 一応、国税の法人税が税率を引上げたのでありまするから、やむを得ない対策のようにも御説明になるのでありまするが、しかしせつかく財源を増徴します場合に、国が先にとつてしまつて地方をあとまわしにするという考え方は、私ども本来地方財政からいつて適当でないと思う。これだけの余裕があるならばもつと地方にやるべきだ。
そうすると、地方財政委員会は、結局国家の財政に自動的に何でも従つて行くという結果になつてしまつて地方の立場を代弁する立場でないということになるのじやないか。どこまでも地方財政委員会は、やはり地方財政の立場をよくしつかりと把握して、自主的な立場で私は邁進されるということがよろしいのじやないか。
○西郷吉之助君 今このようなことは大臣はもう少し勉強して、担当大臣がややこしい、面喰らつてしまつて地方行政委員会なんと言われるとこちらが迷惑するので、責任の所在はこちらではないのでありますから、はつきりして置いて貰いたいと思います。